現役のフィギュアスケーター、羽生結弦選手が“殿”役で俳優デビューすることになり話題になっています。2016年5月14日公開の 『殿、利息でござる!』で友情出演にも関わらず殿様という役柄を演じるようだ。主演の阿部サダヲも殿役がギリギリまで誰だか明かされず予想していたみたいで羽生結弦選手とは思っていなかったみたいです。
羽生結弦のコメント
江戸時代の仙台藩を舞台にした映画「殿、利息でござる!」で、伊達の殿様役を頂き、初めて役者として、演技をさせていただきました。お芝居はスケートとは違って振りが無く、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないのでとても難しく、撮影現場では緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。撮影は昨年の夏だったのですが、試合のプログラムだけではなくエキシビジョン、ショー等でも、表現者として今回の貴重な経験を活かすことができたのではないかと思っています。
このお話は実話を元にしているとのことですが、地元宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました。ぜひ楽しみにしてください。
阿部サダヲのコメント
殿役が誰か、なかなか明かされず、役者同士で色々予想をしてたのですが、まさか羽生結弦さんとは思いませんでした…。撮影当日まで(ご本人と)全く会わず扮装が全て終わって、現場リハーサルでいきなりぶっつけ芝居だったにもかかわらずセリフも完璧に入っていて素晴らしかったです…。
本来、殿様を庶民が見てたら「頭が高い」と言われるんでしょうけど、もう、ずっと笑顔で見つめてしまいました(笑)キレイでした(笑)
普段は氷上で薄着だと思うんですが、撮影現場は夏で羽織袴に髷カツラで相当暑かったと思いますが、何度も何度も繰り返す撮影に文句言わず参加してくださったのが、さすが世界一のアスリートだと思いました。
中村義洋監督のコメント
ついつい豪華キャストにしてしまったため、彼らが「殿様=雲の上の人」と仰ぐ俳優さん、というのがなかなか見つからなくなってしまいました。そんな時に出たのが羽生さんの御名前。これはもう、問答無用の雲の上の人で、かつ、この映画の舞台となる宮城県の御出身ですから、どこかで伊達の殿様との縁やゆかりがあったとしても不思議じゃありません。現場では、その立ち居振る舞いから目力の強さ、澄んだ声まで、殿様としての説得力に満ち溢れておりました。それにしても、この伊達の殿様は、今や仙台藩どころか日の本一となり、果ては世界までも征服されておられるわけですから、本当にとんでもない人をキャステングしてしまったもんだよなあと、僕ら自身も今だにおののいている次第です。
羽生結弦がちょんまげ殿様に!5月公開映画で俳優デビュー。故郷・仙台の感動実話に感銘を受け、「故郷のために役立てるなら」と快諾も、「お芝居はスケートとは違ってふりがなくとても難しかった」(サンスポ編集部) https://t.co/3rTqdHwsfG #figureskate
— SANSPO.COM公式 (@SANSPOCOM) 2016, 2月 4
出典:SHOCHIKUch
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あらすじ
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出演者
阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子
西村雅彦 寺脇康文 きたろう 千葉雄大 橋本一郎 中本賢
松田龍平 草笛光子 山﨑努
これは是非とも映画館で観てみたい作品ですね。公開を楽しみにしています。