米バンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)を率いたギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)さんが6日、咽頭がんとの闘病の末に死去した。享年65歳。息子のウルフ(Wolf Van Halen)さんがTwitterで発表。
医師の診断では、咽頭だけでなく、脳やほかの器官にもがんが転移してしまっているのを発見したという。
エディは過去5年間、ドイツで咽頭癌の治療を受けており、直近では入退院を繰り返す生活が続いていたという。2019年11月には、治療のために使用した治療薬の副作用による腸の不調と腹部の痛みのために入院し、その後回復して無事退院したことが伝えられていた。
エディの息子で、2006年からヴァン・ヘイレンにベース担当として加入したウルフギャングは、ツイッターを通じて、父の訃報にコメント。
「こんなメッセージを書かなくちゃならないなんて信じられない。でも、僕の父、エドワード・ロデウィッジ・ヴァン・ヘイレンは、今朝、長く辛いガンとの戦いに負けました。彼は僕が望める限りの最高の父親でした。ステージの上でも下でも、彼と過ごすことができたすべての瞬間が僕にとっては贈り物のようです。僕の心は失意に満ちており、この先、この喪失感を完全に克服くることなどできないかもしれません。パパ、あなたを心から愛してる」。
— Wolf Van Halen (@WolfVanHalen) October 6, 2020
ギタリストなら、Eruptionのギターソロは有名であり、誰もがエディのライトハンド奏法を真似てタッピングを練習したはずです。それだけエディがロック音楽に与えた影響も大きく、ファンからも支持をされていたギタリストでした。
80年代のミュージックシーンを牽引した曲としては、JumpやPanamaなどがあり、イントロのギターリフやメロディを聴いただけでワクワクするキャッチーでメロディアスなナンバーがVan Halenには多数あります。
エディのギターでは、自分のブランドであるEVHからFrankieが発売されており、自身でテーピングをしたカラーリングがトレードマークとなっています。
5150のアンプで歪んだギターをかき鳴らすとスカっとする人も多いはず。
ファンにもエディロスになるひと沢山いるよね… R.I.P