テレビコメンテーターとして活躍していた経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)が学歴詐称問題で自粛することになりました。川上伸一郎と本名まで明らかになってしまったようです。
・ニューヨーク(本当は熊本)でアメリカ人(本当は日本人)の父と日本人の母との間に生まれる。
・本名は、ショーン・マクアドル川上(本当は川上伸一郎)。
・高校卒業後、アメリカのテンプル大学(本当はテンプル大学日本校)でBA(本当は入学したがすぐに退学)、ハーバード大学でMBAを取得(本当はセミナーを聴講しただけ)。
・また、パリ第一大学にも留学(本当はオープンキャンパスに行っただけ)して、最先端の経営学を修める(本当は高卒)。
・1995年(本当は2002年)、アメリカ(本当は日本)で経営コンサルティング・ファーム(本当はペーパーカンパニー)のブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドを設立(本当は登記しただけ)し、代表に就任(本当は従業員が川上1人だけ)。
・現在、同社は本社のニューヨーク(本当は渋谷の月3万円のレンタルオフィス)を筆頭に、パリ(本当は旅行で行っただけ)、シンガポール(本当はテレビで見ただけ)など世界7都市(本当は渋谷だけ)に拠点を展開し、年商30億円(本当は昨年度の納税額2万円)を誇る。
・川上は共同経営者のジョン・G・マクガバン氏(本当は赤の他人の写真を使って架空の人物を捏造)と共に戦略コンサルティング業務(本当は声優業務)に従事している。
・また、経営学の知見(本当は素人)を活かし、ローザンヌIMD(本当は見学に行っただけ)など国内外の多数の大学・研究機関で客員講師や研究員も務める(本当は英語の学習教材を出版しただけ)。
・ハーフ(本当は純血日本人)らしく長身(本当はシークレットブーツ)に色黒(本当は日焼けサロンで焼いただけ)で彫りの深い端正な顔立ち(本当は整形)が特徴。
・経営学に基づく鋭い洞察(本当は一般人の感想)でコメンテーターとしてテレビ局からの信頼も厚い(本当)。
しかし、ECCのCMでネイティブスピーカーの外国人と会話する英語力がとても高卒とは思えないレベルなんです。かなりの努力家だとネットでは絶賛もされている。
出典:YouTube
3月19日、J-WAVEの番組で騒動後に肉声のコメントを涙で声を震わせて自粛のメッセージを伝えた。
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【以下、肉声コメント全文】
リスナーのみなさん、関係者のみなさん、この度は、とてつもない心配とご迷惑をおかけして、お詫びの言葉も見つかりません。ただただ、心から申し訳なく思っています。
何をどのように伝えられても、今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの原因、その責任はこの私にあります。
このことを重く重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の停止を決断いたしました。2000年10月から15年と半年、毎週土曜、この番組は、私そのものでした。
私自身、いろんなことがありましたが、毎週背を伸ばしてマイクの前に座ることで、皆さんとつながることで、どれほど救われたか分かりません。
毎週お越しいただいたゲストの方々には、たくさんのことを皆さんと一緒に学ばせていただきました。
「MAKE IT21」という教室の最前列に座る生徒でありました。本当にありがとうございました。そしてリスナーのみなさん、長い間、リビングルームで、車の中で、ランニングをしながら、
お散歩をしながら、残業しながら、毎週毎週聞き続けて下さって、ありがとうございました。質問、ビジネスアイデア、私の言い間違いへの訂正、リクエスト、毎週たくさんメールをくださって、ありがとうございました。
春にはフリーマーケット、ビジネスプランのコンテスト、トークライブ、経営の勉強会、一緒に皇居も走りました。カラオケにも行きました。
思い出は尽きません。本当にありがとうございました。
今回このようなことになっても、なお、こんな私にたくさんのメッセージを下さった皆さんに、何とお礼の気持ちを伝えていいのか、言葉が見当たりません。
またいつか、どこかでお会いできることを信じて、それを勇気に生きて参ります。リスナーの皆さん、関係者の皆さん、愛するスタッフ、本当に本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした。そして長い間、ありがとうございました。
そして、この学歴詐称問題で政治家にも注目されて安倍晋三や麻生太郎も学歴水増しをしていたことが発覚してネットでは炎上しています。
「あべ晋三事務所」公式HP(1998年)より
「衆議院議員 安倍晋三」公式HP(現在)より
まずは日本のリーダーである安倍晋三首相だ。かつての公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業、引き続いて南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」と記載されていたが、現在の公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」となっており、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学という海外での経験が一切削除されている。
2004年2月の『週刊ポスト』の報道によると、安倍氏がUSCの政治学科に在籍したことはなく、78年の春期、夏期、秋期にのみ在籍し、取得した6コースのうち、3つは外国人のための英語コースであり、そこには政治学は含まれていない。しかも安倍氏は、2年間留学といいながら、実際には1年間にも満たないことが判明。そして、安倍事務所は「南カリフォルニア大には78年1月から79年3月まで在籍しています。政治学は履修したが、途中でドロップアウトしたため、記録が残っていないだけで、留学の実態はあったと考えています」と答えている。
その疑惑に対して、当時の民主党・菅代表は記者会見で「取材やホームページでの安倍氏の発言がくるくる変わっている」と指摘し、民主党として事実関係の調査をしていることを明らかに。その過程で記載は削除されたという。
出典:日刊SPA!
「麻生太郎事務所」公式HP(2004年)より
「麻生太郎」公式HP(2007年)より
続いては、麻生太郎副総理だ。2004年時点での公式ホームページでは、昭和38年「学習院大学政経学部を卒業後、スタンフォード大学大学院(昭和38年~昭和40年)に留学」から昭和40年「ロンドン大学政治経済学院(昭和40年~昭和41年)に留学。帰国後に家業の麻生産業(現麻生セメント)に入社」と記載されていたが、2007年以降の公式ホームページでは、昭和38年「学習院大学政経学部卒業」から昭和41年「麻生産業株式会社入社」となっており、スタンフォード大学とロンドン大学という海外留学の経験が一切削除されている。
多くの人は、こうした南カリフォルニア大学、スタンフォード大学、ロンドン大学といった海外の大学について詳しくないため、何となく凄いのだろうと圧倒されてしまう。そして、プライバシー保護の時代に、学歴の真偽を確かめることも難しい。
安倍晋三と麻生太郎に共通するのは、祖父がともに東京帝国大学(現・東京大学)を卒業した内閣総理大臣の「エリート家系」であるということだ。言わずもがな、安倍晋三の祖父は岸信介であり、麻生太郎の祖父は吉田茂である。彼らが自身にコンプレックスを抱いていたのかどうかはわからないが、少なくとも周囲からの期待は凄まじく、プロフィールを“盛る”必要があったのかもしれない。
出典:日刊SPA!
公職選挙法 第二百三十五条(虚偽事項の公表罪)
当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。
芸能人では女優やモデルが年齢詐称や男優やアイドルも身長詐称も批判されています。身元がバレないために芸名や源氏名はよくあることですが、これはどうなんでしょうね。
江角マキコが公表されていた生年月日、1968年12月18日が実際には1966年12月18日。
芹那が公表されていた生年月日、1988年5月19日が実際には1985年5月19日。
哀川翔が公表されていた身長、178㎝が実際には170㎝。
木村拓哉が公表されていた身長、176㎝が実際には170㎝。
ショーンKの「自分力」を鍛えるが店頭やネットでも売り切れ続出しているようです。ある意味では自分力を鍛えているので是非読んでみたいと思います。
日本人は蹴落とすのが好きですから、今まで騙し通したのも凄いですよ。「学歴よりも実力」ですし、大学卒業していてもヤバい人は沢山いるますからね。